今回はこちらの記事の紹介です。
EUはEV推進を中止→再びトヨタら日本勢が勝つ…EVは環境に悪いとバレ始めた
https://nordot.app/1080419790011810427
EUは3月末、2035年にガソリンエンジンの新車販売全面禁止という方針を変更し、環境に良い合成燃料を使うエンジン車は認めると表明した。EV一辺倒だったEUの政策が大きく転換したことになる。EVバブル崩壊が始まったと考えるべきか。
EVバブルというか、EVイリュージョン(幻想)だった。EVが環境に良いというのが嘘だったと皆がわかってきた。製造から廃棄までの全体を比べると、二酸化炭素(CO2)排出量はガソリン車よりEVのほうが多いとされる。京大も研究成果を出している。製造するときにEVはガソリン車よりも炭素を多く使うと言われるし、廃棄するときもリチウムイオン電池は危険廃棄物なので環境に悪い。自動車は数年で乗り換える人も少なくないが、EVは中古車になったときに価格がかなり下落する。スマホでもわかるように、電池の劣化が激しいからだ。電池の状態がよくわからないようなEV中古車には誰も乗りたがらない。そうかといって、電池交換は高くてできない。
記事本文より
もともとEVを推進してきたのは地球温暖化の原因でもある二酸化炭素を走行時に排出しないからという名目でしたが、製造から廃棄まで考えるとガソリン車の方が排出量は少ないのであれば、無理をしてEVにする理由は何なのでしょうね。
EVが環境に良いと言っている人は、電気で走るからCO2を出さないという理屈だ。しかし、その充電する電気は、世界的に7割くらいが化石燃料による火力発電と原子力発電によるものだ。いわゆるクリーンエネルギーはせいぜい3割程度。だから、電気を使って走っても、電気を作るときにCO2を出しているのでまったく意味がない。
EVの車体はガソリン車よりかなり重く、これも環境に悪い。重いと道路が痛んで粉塵が飛ぶ。よくトラックが通ると道路が傷むといわれるが、同じことだ。道路に与えるダメージは、国土交通省の発表によると、高速道路の場合、最大で軸重の12乗に比例。重さが2倍であれば、なんと4096倍も負担が大きくなる計算だ。それから、EVのほうが、事故が起きたときに大きな事故になりやすい。これもアメリカ政府やさまざまなところから研究報告が出ている。
記事本文より
結局、発電もいまだに化石燃料と原子力発電。ソーラーは天気が悪いと発電できない不安定なものだし、風力発電も同じようなもの。いま実用化されているクリーンエネルギーでは普通に毎日の電力を安定的に確保するのは難しい。
まあ、仮に安定して供給できるエネルギーが見つかるとそれは世に出る前に消されてしまうのだけれど。すでに水で走るエンジンだってかなり前に出来てたようだし、植物から電気を取り出すことだってできているのに全然普及しない。
植物の力から電気を取り出すプロジェクト Bioo
EV推進自体がEUの迷走だ。ディーゼル車が大失敗して、それを帳消しにすべくEV推進したわけで、そこにポリシーなんて見えない。日本車メーカーを潰したいだけだ。ところが、日本のメーカーを潰したかったはずが、中国が追い越し、今はBYDが世界最大のEVメーカーになった。テスラは2位だ。トップ10に中国のメーカーが6社も入っている。中国製のEVがEU市場に入ってくることをEUは深刻に受け止めており、おそらく、EV推進をやめるのではないか。中国が自国の市場をEV化してきたのは、中国メーカーのEVを世界に売るためだ。EUもアメリカもそれを警戒している。EVは簡単に中国でも作ることができる。重要な部品は電池だけで、モジュールを組み立てるだけだ。それに対してハイブリッドとかガソリン車では、中国は勝てない。だから、EUもそちらで勝負したほうがいいので、なおさらEV推進には歯止めがかかる。そうすると中長期的には日本が勝つので、それはそれで面白くないのだろうが。
記事本文より
結局、誰かの利益のために環境政策は決められていて、利益の後付けにEVは環境にいいという理由や結論や世論が作られるというのはどんなものでもいつの時代でも一緒ということ。地球温暖化だって、視点を変えれば寒冷化している地域があるわけだし。
地球温暖化でツバルが海に沈むことばかり報道されていたけど、他の島の話はあまり聞かないのもおかしな話。ツバルに関しては他の要因の方が大きな理由かもしれない。
https://toyokeizai.net/articles/-/442235?page=6
しかも南極の氷が溶けて海水面が上昇してるっていうけど、南極って夏の平均気温でも0度を超えないのにどうしてそんなに大量の氷が溶けるのだろう。
まあ、結局真実ってなんなのだろうというところになるのだけれど、今回のこの記事から伝えたかったのは、別にEVだからエコっていう話ではないということ。
なので排ガスを低減して、燃費向上するタブレットを使うのも選択肢のひとつ。結局は一部の彼らの意図で流される情報に操作されることなく、自分で選択するということ。気に入ったものを大切に使い続けるというのも良い選択だと思います。